何かの疾患で鍼灸治療を考えている方へ
(参考になるのか・・独り言です)
古くて恐縮ですが、日本では、1979年WHO(世界保健機構)から発表された鍼灸の適応症43疾患(その後49疾患?)というのが有名ですが、当然 ”日々進歩して” います。=2014年の記事ですが分かりやすいので、引用させて頂きます→ https://mumsaic.jp/news/index.php?c=topics_view&pk=1409896618
1997年米国国立衛生研究所(NIH)の鍼に関する発表から、アメリカ・ヨーロッパにおいて鍼の臨床研究は盛んになり、2019年5月WHO採択のICD-11(疾病、傷害及び死因の統計分類第11版)が30年ぶりの大改訂で鍼灸・漢方を含む東アジア中心の伝統医学の分類が新たに含まれたというニュースが流れました。(伝統医学章はあくまでも補足・オプションの扱いだそうですが。)
これから実際に伝統医療がどんな病名(西洋医療的疾患名)に対してどのように使われているのか、データを提出し実態を明らかに、相互理解を進めていく、という事らしいです。・・なんですが、もともとが繊細な国民性を持つ日本の鍼灸は、中国鍼を中心とする世界の流れから大きく外れているらしく、小児はりのように「刺さない鍼」は日本独自のものらしいです。
医療にとって、エビデンス(科学的証拠)はとても大切ですが、「氣」の世界の証明はまだ先のような。鍼灸治療、エビデンスが足りないから選択肢から除外、使わない・・のはもったいない!と思います。
・・という訳で?参考になるのかならないのか・・・一応疾患名載せておきます。
以下はセイリン(株)という治療用の鍼を販売している会社のHPより拝借しました↓
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)