何かの疾患で鍼灸治療を考えている方へ
(参考になるのか・・独り言です)
WHO[世界保健機構]鍼灸の適応症(1979年43疾患)→1996年「鍼に関する会議」にて64疾患に→1999年鍼治療の基礎教育と安全性に関するガイドラインを提示。
1997年NIH[アメリカ国立衛生研究所]の鍼に関する発表から、欧米において鍼の臨床研究は盛んになり、
2019年5月WHO採択のICD-11(疾病、傷害及び死因の統計分類第11版)の30年ぶりの大改訂で鍼灸・漢方を含む東アジア中心の伝統医学の分類が新たに含まれました。
(伝統医学章はあくまでも補足・オプションの扱いだそうですが。)
これから実際に伝統医療がどんな病名(西洋医療的疾患名)に対してどのように使われているのか、データを提出し実態を明らかに、相互理解を進めていく、という事らしいです。
・・なんですが、もともとが繊細な国民性を持つ日本の鍼灸は、中国鍼を中心とする世界の流れから大きく外れているらしく、小児はりのように「刺さない鍼」は日本独自のもの、と聞いています。
厚生労働省でも『「統合医療」に関わる情報発信等推進事業』において、あん摩マッサージ指圧・はり・きゅうのエビデンス(科学的根拠)に基づいた情報を紹介していますし、EBM(医学の診断や治療において科学的な根拠に基づいた意思決定を行う手法)が医療の基本なのは前提として、今、現代で「幸せに」「健やかに」「元氣に」生きる毎日に、鍼灸あマ指/東洋医学を使わないのはもったいない!と思ってます。
・・という訳で?参考になるのかならないのか・・・一応疾患名載せておきます。
以下はセイリン(株)という治療用の鍼を販売している会社のHPより拝借しました↓
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)